過去最高にドロドロ、ぐちゃぐちゃでしたが、今年の目標レースを完走できました。
A10竜王公園~ひろしまゲートパークまでのラスト10kmはしっかり走ってゴール!
本当にうれしいかぎりです。
登りも下りも何回転んだかわかりません。
滑って木に顔をぶつけたり、転んで膝をぶつけてレインが破れたりとさんざんでしたが今となっては良い思い出です。
年末にそろそろ上州武尊山スカイビュートレイル80のレポートをまとめておかねばと一念発起。
コース図や写真、記録等々のパーツを集めて少し書きかけていたところへ能登で地震が発生しました。それどころじゃないと落ち着かず、Blogの方はほったらかしになっていました。
能登半島の和倉温泉、輪島、珠洲、千里浜、氷見等々、たくさんの思い出がある地です。能登の皆さまのご安全と一日も早い復興をお祈り申し上げます。
昨年10月に広島湾岸TRAILRUN2024にエントリー、100km超のレースを走るためにそれなりの準備をしてきました。
ランニングの距離は11月 272km、12月 267km、1月 305km、2月 349kmでした。
基本は5.5~6kgのザックを背負って不整地主体のランニング、時折階段トレーニングです。1月後半から2月はオーバーワーク気味となり、体重がずいぶん落ちてしまいました。
瞬発力が上がっても長い距離が続かない…。
先日、走友会の大先輩にその話をしたら「年を取ると普通に生活していても体重が減る」と仰っていました。なるほど、そうだったのかと納得。
数日前から運動量を減らし、少しづつ体重を戻しているところです。
さて、いよいよ今週末に本番を迎えてしまいますが、体力的にはまあまあといったところで、当日朝に万全に近い状態であれば完走はメンタル次第(五分五分!?)という感じです。
問題は天気。毎日予報とにらめっこしていますが、土日ともに雨予報で少しも好転せず。
気温はそれほど下がりませんが、ずっと濡れているようなら足が止まった時点で危険です。年々、暑さ寒さに弱くなってきているので、早めに諦める判断が必要かも知れません。
あと数日間、下手すると前日まで装備と補給に悩みまくりそうです。
↑ 2月に雪が降った日の翌日
↑ 階段トレーニングしているところからの景色(いつものランコース近く)
相模湖とか上野原辺りの山からの景色みたいですが都立公園です
ULTRA-TRAIL Mt.FUJIのレポートから早や半年近く。
改めてレポートの最後の方を読むと、何となく中途半端なものだったようです。
全体のまとめや装備や良かった点・反省点などの備忘録も記したかったはずなのですがもはや遅きに失した感があります。
何かの折に触れることがあるかも知れませんが、ここでは「FUJIその後7ヶ月間」を振り返ることにします。
<走ったり歩いたりした距離>
5月 ラン124km / ウォーク52km
6月 ラン 82km / ウォーク10km / トレイルラン25km&10km
7月 ラン114km / ウォーク21km / トレイルラン12km
8月 ラン 22km / ウォーク7.5km ※ランニングウォッチ使用不可のため記録なし
9月 ラン 42km / ウォーク54km / トレイルラン85km
10月 ラン232km / ウォーク27km
11月 ラン272km / ウォーク 7km
6月~8月は倦怠感と酷暑でモチベーション上がらず走れませんでしたが、レースやイベントも少し楽しみました。
10月からランの距離が200Kmオーバーするようになり、復調の兆しが見えてきたところでしょうか。
<レース・イベント参加>
・6/4 越後まつだい春の陣 巡る里山トレイルジャーニー
(トレイルレース 25km / 累積1,300m)
・6/18 Echigo Country Trail 2023 22km ※救護サポートボランティア
・7/22 Saiko Re-Trail Run 12km ※令和の"キラキラ"トレイルレース
・9/3 健やか樹海ウォーキング 8.4km
・9/23-24 第9回上州武尊山スカイビュートレイル スカイビュー80
ランとは全く関係ありませんが、今年も長岡まつり大花火大会を鑑賞しました。
初日の8/2のみ。息子も誘ったので親子4人で観るのは22年振り。
椅子席は取れず土手エリアだったものの、天気に恵まれ迫力満点の花火を堪能できました。
越後まつだい春の陣 巡る里山トレイルジャーニーは第一回大会で、移住した方が中心になってコースづくりから始めて運営全て有志で作り上げたもの。
各地から集まったランナーの中には外国人参加者も多く、里山のコースを気持ちよく走ることができました。ランナーのレベルはかなり高かったと感じました。
Echigo Country Trail は過去4回参加しており、今年は22kmのみのレースとなったことから参加を見送りました。その代わりといっては何ですが、救護サポートランナーとしてコース中盤からゴールまで約10kmを走らせてもらいました。
Saiko Re-Trail Runも今年初めて開催された、大会というよりイベント感の強いレースでした。
体験型アウトドア・フェスティバルであるADVENTURE SUMMIT 2023 at FUJI GATEWAYのトレイルランイベントとして開催。
大手芸能事務所AMUSEの協力を得て、アミューズヴィレッジをスタート・ゴールとする旧根場通学路~五湖台~紅葉台~樹海~西湖を巡る12kmのトレイルレース。
ゴール後のオシャレな軽食やトークショー、バンド演奏、抽選会など、華やかな1日を過ごさせていただきました。
上州武尊山スカイビュートレイルは4年ぶりの開催で、従来のスカイビュー70カテゴリーがコースを変えてスカイビュー80として特別開催されました。
完走はしましたが、いろいろありすぎてここでは報告できないので別の機会にレポートしたいと思います。
ああ、そういえば
<ランニングウォッチの更新>
がありました。
EPSONの充電クリップが故障、買い替えるのを見送ってNewウォッチを迎えました。
使い勝手や稼働時間、デザイン等のバランスを考え、悩みに悩んだそのアイテムは ”SUUNTO 5 PEAK ”
オシャレだと思って選んだバンドは家族に不評です。なんか汚く見えるらしい…
次回はレースレポートできるかな。
精進湖民宿村を過ぎるとすぐに国道139号に入り、歩道をひたすら緩やかに登って行きます。
富士山一周ウォーキングで通ったルートなので、単調なロードが続くことがわかっています。
日差しもそこそこ強くなっており、体力温存のため走るのはやめて歩き通すことに決めました。
5kmほど進みましたが追い抜かれたのは5、6人ほど。焦らず前へ前へ。
エイドを出てから1時間ちょっとで鳴沢氷穴に到着。トイレがありましたが寄らずにトレイルへ入りました。
紅葉台~足和田山はコースブリーフィングで言っていた通り、走りやすく気持ちの良いトレイルでした。
足元はそれほど悪くなかったのですが、さらに左足をぶつけてしまい、下りではペースがまったく上げられませんでした。
鳴沢氷穴 8:22
紅葉台展望台の手前 8:42
足和田山の先 開けたところ 9:45
再び国道139に合流してすぐ、富士急ハイランドが見えてきました。
近づいていくと ” FUJIYAMA ” の乗客の嬌声が響いてきます。
うーん、楽しそう。トレイルレースではある意味、非日常かな。
前のランナーさんはコースターが通るたびにガン見しながら走っていました。
富士急ハイランド手前 11:00
F5富士急ハイランドに到着。
レースがまだ終わっていないのに、" やっと帰ってきた" という気持ちが沸き上がってきます。
お昼くらいになるかと思っていましたがけっこう順調でホッとします。
ドロップバッグを受け取り、エイドスペースへ。
F5富士急ハイランド 11:07 in
開いているスペースにザックとドロップバッグを置き、お湯をもらおうと向かいましたがあいにく切れているとのこと。
沸くまでの間、エイド食を物色しバナナをいただく。
10分ほどでお湯を手に入れ、持参したお椀で食べるどん兵衛をいただきました。
ここまで96km進んできていますが、足腰はわりとしっかりしています。
ただ、登りと平たんなコースは問題ないものの、左足の親指が潰れてしまっているので下りはかなり辛くなっています。
二十曲峠ではリタイヤできないので、実はエイドに到着する前から、様子を見て忍野か山中湖きららで止めようと決めていました。
ここでは着替えず、後半用のシューズもくつ下も履き替えませんでした。
補給食追加(カップうどん、ようかん、ジェル、カロリーメイト)&ヘッデンの予備電池追加、紛失したフラスクの代わりに300㏄のボトル追加のみで出発。
トイレは空いており、inとoutで2回済ませました。
F5富士急ハイランド 11:58 out
小倉山を越えるまでのトレイルは何となく警戒していたのですが、思ったよりも走りやすく、下りも痛めた足に響かず快適に進むことができました。
小倉山へ向かう 12:46
道の駅富士吉田とモンベルの前ではたくさんの声援を受け、背中を押してもらえました。ありがたいことです。
昨日泊まったホテルベル鐘山の前を通り、その先のホテル鐘山苑に差し掛かったところ、ホテルスタッフさんが沿道まで出てきて応援してくれています。
これは本当にうれしかった。
30年近く前に宿泊したことがありますが、近いうちに絶対再訪すると心に決めました。お高いけど…
ここから先、忍野エイドまでの山越え。
後から調べたら忍草山というのでしょうか。
標高差はそれほどないもの、長めのアップダウンが3回ほどあり、体力が削がれます。
下りは痛みで歩くのもやっとという状態。
14:24
平地に降りてきてしばらく進むとF6忍野に到着。
エイド手前でトレイルレースでよくお会いする栃木のSさん(同年代)とバッタリ。
お知り合いの応援?
挨拶を交わした後、写真を撮らせて欲しいと言うので、ここで止めるのが申し訳ないと思いつつも写真におさまりました。
あの写真、どうするんだろう。ブログにでも上げるのでしょうか。
F5富士急ハイランドからちょうど16km、3時間少しかかりました。
45時間ペースのエイドアウトは17:15なので、まだ2時間ほど余裕があります。
フィニッシュ制限時間まで残り20時間近くありますが、忍草山?の下りで心が折れてしまったので、予定通り?ここでリタイヤすることにしました。
F6忍野エイド 15:10 in
2日目のコースタイム(ヤマレコ)はこんな感じでした。
この時間帯、かなり暑くなっていたのですが、富士急ハイランドから持ってきたカップうどんを食べ、少し休んだ後、エイドスタッフさんにリタイヤを告げました。
ここまで約115km進んできてよくがんばりましたとねぎらいの言葉をかけていただき、ありがたかったです。
リタイアバスは30分後とのことで、ちょうどいいタイミングだったようです。
次のバスは3時間後くらいになると仰っていました。
エイドアウト直前にトイレに寄り、割と広い河原をゆっくりと歩き出したところで日が変わりました。
河原を抜け、前を行くランナーさん数人が走り出したので付いていこうと踏み出したとたん、左足が地表から飛び出た岩に激突。
親指に激痛が走ります。
梨状筋症候群が癒えず、左足がやはり上がりにくくなっているようです。
F3身延町本栖湖までは約10km、端足峠の登りはキツイものの、そこまではゆるやかな登りが続きます。
1時間くらい進んだところから猛烈な眠気に襲われました。頭も痛く、目は半分閉じたまま30~40分はふらふらと進んでいたようです。片側が切れ落ちている区間では少ししゃっきりしましたがかなり怖い思いをしました。
ちなみにこの区間でさらに左足を2回ぶつけ、かなり痛い思いをしました。
端足峠からの下りからちょっと上り返し、一息ついたところで振り返ると、ヘッデンの明かりが頂上付近からずっと連なっているのが見えました。
みんな頑張ってるなーと妙な一体感を覚える。
キャンプ場の蛇口からの給水なのでやや渋滞していました。5分ほど待つ間、前ポケットに入れておいた350ccフラスクが一つ無くなっていることに気がつきました。
たぶんF1富士宮~F2麓の間でダイブしたときに落としたんだと思います。
スタート時に1.4L持っており、手持ちのボトル全部合わせて1Lちょっとになってしまいました。
麓までの長丁場で水切れを起こさずに良かった…
エイド滞在は10分弱、眠気が心配だったので先を急ぐことにしました。
F4富士河口湖町精進湖までは約12km、大きめのアップダウンが続きますがこの辺りはほとんど覚えていません。
とにかく眠い。あとお腹が空いてしょうがない。
携帯食はたくさんあるのですが頭が働かず手も出ないといった感じで進みます。
ここでふとあることに気が付きました。
「目が見えない!!」
正確には「路面の状態(凸凹、石、木の根)がまったくわからない」
2年ほど前から視力がかなり落ち、特に夜間やうす暗いところでは照明があっても見えにくくなっていました。
トレイルレースでは明るいうちでも路面の状態を注視していないと危ないので、かなり目を酷使してしまい、帰りに目がかすんでよく見えないといったことがよくありました。
気を付けていてもさらに2回、左足を岩に打ち付けてしまいました。
「もうすぐパノラマ台ですよー」というスタッフさんの声でハッとして何だかわからないオブジェを撮る。暗いから景色など全く望めず。
4:38 パノラマ台
左足の親指が潰れていて下りは全く走れなくなりました。
途中2回、10分くらいの休憩を取り、明るくなって1時間ほど経ったころ樹海の中へ入ってきました。
おっそいジョグで進んでいくと、後ろから元気な集団がやってきてあっという間に見えなくなりました。
オールスポーツのカメラマンさん、朝からご苦労さまです。こっちは颯爽と走れず申し訳ない…
5:46
樹海の中を走れる機会はなかなか無いのでちょっと楽しくなってきたと思ったところでF4富士河口湖町精進湖に到着。
F3から3時間20分もかかっています。
夜間、凄まじい眠気に襲われたため、エイドでは絶対仮眠を取ると決めて体育館へ向かいましたが、かなり混んでいる様子。
5分ほどうろうろして何とかスペースを見つけて横になったものの、あちこちからアラームや話声が聞こえてきてまったく眠れず。
約30分、ぼうっとして過ごし、仮眠はあきらめて外に出て、エイド食をいただきました。
田舎ぞうすいがホントに美味しく、お腹にも心にも沁みわたりました。
バナナ、チョコレート、麓でもらったパンなどで十分補給し、トイレに寄ってエイドを後にしました。
特にのんびりした感じではなかったのに、エイド滞在時間は何と1時間20分。
もうすっかり明るくなっています。
45時間完走ランナーのペース表によるとエイドアウト8:15。
ここで1時間しか余裕がなくなりました。
・普段の力の7割で
・忍野までは前座
・二十曲峠ではリタイヤ不可
事前のブリーフィングや前日の鏑木さんのトークショーで何回も言われていたことです。
さて、スタート直後。
皆さん高揚しているせいか、第2ウェーブという速いランナーがたくさんいる集団の中なのか、割と早いペースに巻き込まれ、ちょっと焦りが。
腰の痛みはそれほどでもなく、左足も違和感を残しつつも動いています。
こどもの国を出るまでは途切れることのないたくさんの応援で元気をもらいました。
ありがたいものだと、しみじみ思いつつもペースが気になってきます。
とにかく7割を頭にしっかりと刻み込んで行こう。
ここでふと気づきました。
治ってきたとはいえ、頑張ってもいつもの6、7割くらいでしか走れないので、すでにギリギリのペースだということ。
普段の力の7割から5割程度に下方修正。しばらく様子を見ることにしました。
第2ウェーブの後方を走っているのであまりせっつかれることなく下り基調のコースを進みました。
送電線トレイルまでは思っていたよりも距離がありました。
他のレースではあまり見かけないサーフェスと景色で楽しかったのですが、鏑木さんが言っていた通り「地図上は直線に見えてイージーに思えるが細かなアップダウンが続くので体力が削がれる」コースでした。
オーバーペースにならないように足を休めながらしばらく進むと、スタートから2時間42分でF1富士宮エイドに到着。
トイレ、補給(ドーナツ・バナナ・チョコ)を済ませて10分ほどで出発しました。
F1富士宮 17:27 in
F1富士宮 17:36 out
17:59 振り返って富士山を見ていたら誘導スタッフさんが撮ってくれました
初めてのコース、足腰も状態が良くないこともあり、どこでどうなるかわからなかったのでタイムチャートは作り(作れ)ませんでした。
ただ、コースプロフィールに45時間完走ランナー(42時間+休憩3時間)のペースが記載されており、これを各エイド通過時間の目安にしました。
これによると富士宮は18:15なので45分ほど前倒しで進んでいます。
最初の難関となる天子山地を目指すことになるのですが、天子ヶ岳の登山口までは40~45分くらいかかりました。
登り始めてすぐにヘッデンを点灯。周りのペースに遅れることなく黙々と進んでいき、気がついたら天子ヶ岳を超えていて、長者ヶ岳山頂の案内板がでてきました。
F1富士宮を出てから2時間くらい経っています。
気温が高く、空気も乾燥しているようでとにかく喉が渇き、この区間はいつもより水分を多めに摂っていたことを覚えています。
さらにアップダウンのきつい尾根を進むこと1時間半、天子ヶ岳の登りよりも消耗しました。
途中、岩につまづいたり、派手にダイブしたりしましたが大事に至らず、ようやく熊森峠に到着。
スタッフさんからエイドまで11kmと案内を受けると、後ろのランナーが「まだそんなに! 水もうないよー」と言っていました。
私の方はまだ半分以上残っているはずです。
さて、いよいよ難所として知られる熊森峠からの下りに突入です。
ヘッデンに照らされたコースは乾いていて、岩や木の根もほとんど見えません。
前後も詰まっていないので自分のペースで下って行きます。
なるほどつづら折りの急な道ですが、立木につかまりながら思ったよりスムーズに進むことができ拍子抜けしました。
私が調子良かったのではなく、とにかく路面のコンディションが幸いしただけです。雨でぬかるんでいればまともに下るのは無理だと思いました。
平らなところに出てほどなくするとF2麓エイドに到着。
明るい照明に照らされた屋根付きのエイドは御殿のようです。
ザックを下ろしてスープ2杯、富士宮やきそば、バナナ、ドーナツ、梅おにぎり(持参)を補給。
F2麓 23:23 in
F2麓 23:53 out
居心地が良過ぎて、長居したかったのてすがそうもいかず、30分ほどの滞在でエイドを後にしました。
【受付・スタート会場へのアクセス】
ULTRA-TRAIL Mt.FUJIのFUJIカテゴリー(ややこしい!)へのアクセスはいくつかのパターンがあり、私の場合は中央道経由が手っ取り早いため、富士吉田市内のホテルに前泊、当日は富士山パーキングに駐車してコニファーフォレストからアクセスバスでスタート会場の富士山こどもの国へ移動しました。
※駐車場もバスも予約が必要
【前日受付】
早めに着いたので、道の駅 富士吉田でよもぎ大福を買ったり、富士山レーダードーム館を外から眺めたりして過ごし、13時少し前に富士山パーキングへ移動しました。
手提げバッグに必携品を全部入れ、暑いのでショートパンツに着替えて(大正解!)受付会場のコニファーフォレストへ向かいました。
歩いて6、7分で到着したのですがすでに長蛇の列となっており、待つ間にもどんどん列が伸びて行きます。
前方の様子が全くわからないままじりじりと進んでいき、ようやく参加証と身分証による受付の後、ナンバーカードと参加賞(Tシャツ・タオル)を受け取ってから必携品チェックとなりました。
NGをくらうと最初から並ばねばならないためけっこう緊張しましたが、何とか受付完了。
列に並んでから45分~50分くらいかかりました。
受付後はEXPO会場を巡り、鏑木さんのトークショー(コースブリーフィング)を聞いたり身延町やIZU TRAILのブースを覗いたりして過ごし、会場を後にしました。
受付の列は私が並んだ時の倍以上にまで伸びており、大きな荷物を持った参加者は特に大変そうです。
受付待ちのランナーさん、お疲れさまです
駐車場に戻るとなぜか私を呼ぶ声が!
走友会の女性メンバーIさんで、FUJIに参加されるご主人と一緒でした。
初対面のご主人と挨拶し、励ましの言葉を頂いたり3人で記念撮影など、数分のことでしたが元気をもらってうれしい時間となりました。
ただ、受付の混雑を目の当たりにしてきたので、これから向かう2人には「たぶん1時間半くらいかかるから少しでも早く行った方がいいです」と伝えて早々にお別れしました。
コンビニで翌日の昼食を買い、ホテルに着いたのが15時半頃。
まずシャワーで腰を温めてしばしマッサージ。
お尻からつま先にかけてしびれが残っていますが2、3日前よりはマシになってきたようです。
その後、夕食までかなりのんびりできるはずだったのが、レース中の天気予報とにらめっこしながらウエアリングや必携品の予備、携帯食その他を思案しているうちにどんどん時間が経ち、夕食の時間に。
ご飯をお代わりしてしっかりと腹ごしらえ。お腹がパンパンになりました。
22時前に就寝。寝付いた矢先に電話で起こされ、しかもたいした用ではなくモヤモヤ。
目が冴えてしまって結局眠れたのは4時間ほど。
(夕食) ボリュームあります
この先しばらくちゃんとしたご飯が食べられないので、朝もしっかりご飯とみそ汁をお代わりして出発。
(朝食) 日本の朝ごはんです good!
富士山パーキングに着いて身支度し、早めの昼食を済ませてコニファーフォレストへ向かいました。
ドロップバッグを預け、身軽になってアクセスバスの列に並んだのが11時。
こんな感じで、カッコいいランナーに混じって待つこと15分。快晴に近い天気の中、富士山こどもの国へ向かってバスが出発しました。
この辺りまでの流れは心配していたほどストレスなく進んでいます。
車中、景色を楽しみながら1時間ほどで到着。
エントランスの周辺にランナーがちらほら。
10分ほど歩いてスタート地点まで行きましたが、スタッフさんしかいなくて拍子抜け。
一旦、パークゴルフ受付やレストランのある建物付近に戻りましたがまだそれほど混んでいません。
スタートまでまだ2時間以上あります。
バス待ちで30分、乗車90分を見込んでいたのでだいぶ時間が余ってしまいました。
天気が良いため、空いているスペースに座ってゆっくりと準備したり、水分補給したりして過ごせました。
14時少し前、スタートゲートにどんどん向かって大移動が始まりました。
第2ウェーブの少し後方に並んだので窮屈ではありません。
主催者や来賓の挨拶、テーマソングの後、第1ウェーブのエリートランナーがスタート。
後からスタートするランナーのほとんどが見守っているのが印象的でした。
14時30分 第1ウェーブのスタートを見送ります
そしていよいよ第2ウェーブのスタートが近づき、この時になって、やっとこの地に立てた、スタートを迎えるのだと実感が湧いてきました。
雲が出てきて日差しも和らぎ、絶好のコンディションの中、14時45分にスタート。
たくさんの声援を受けながら丘を駆け上がる。
思っていたより周りのペースが速い。
3年半待ち続けた長い旅が始まりました。
14時45分 第2ウェーブスタート