前日の9時少し前に自宅を出発。台風が関東の近くにあり、外出を控えているのか心配していた大渋滞もなく、佐久平PAでのんびり過ごして時間調整した割には会場の菅平高原に14時前に到着。
宿泊先のチェックインが15時以降とのことだっだので、大会駐車場3か所をぐるぐる回って確認したり、佐藤スポーツさんのブースを覗いたりセブンに寄ったりして時間をつぶしました。
そうそう、GoToトラベルの割戻金も受け取りに行きました。
宿泊先のペンション「ブッガーブー」さんに着いたのは結局15時半過ぎになり、検温したり書類を書いたり簡単な説明を受けたりしてから部屋に入って一息つきました。
しばらくしてお風呂にGO。温泉ではありませんが温まって中々良いお風呂でした。
夕食は19時からで、サラダ、スープ、魚料理、肉料理(鳥)、5分づき米、デザートが順に並び、おいしくいただきました。
ちなみに他の宿泊客は全員レース参加者で、ペア3組含め総勢10人でした。
レースの準備以外はやることがなかったので22時には就寝、3時前には起きてしまい、5時の朝食までまんじりと過ごしました。
5時45分に出発して5分で菅平高原国際リゾートセンターの駐車場に到着。この時間はまだまだスペースに余裕がありましたが6時半頃にはほぼ満車となったようでした。
受付はスマホの専用ページに表示されたQRコードによりスムーズに終わり、支度をして6時40分の開会式に臨みます。気温は低めでしたが、寒さで震えるほどではありません。
Bブロックのスタートは7時10分だったのでスタート位置に移動するまでの待機中、ブログ読者のTさんにご挨拶でき、同じレースに参加するご友人のBさんも紹介いただきました。
Tさんはランニングはもちろん、山岳アクティビティでも大先輩であり、笑顔の素敵な方ですぐに見つかりました。開口一番に昨年のチャレンジ富士五湖での応援のお礼の言葉をいただき、ますます好感度が増します。
スタート位置まで少し話しながら向かいましたが、気恥ずかしかったので同じ列ではなく2,3列前の少し離れたところに並びました。
(スタート後、やはり途中まで一緒に走れたら良かったと後悔しきり)
ゼッケンのQRコードを読み取った後、8人一組でスタートする方式です。さていよいよ自分の番、スタッフさんに挨拶しながら出ていきます。スタート時刻は7時8分22秒と記録されていました。
今回のコース、まずロードでスキー場へ向かい大松山を目指します。下りてきて第1エイド8.5km地点を過ぎた後はゆるやかな登りで低山を越えて第2エイド13.5kmに到着。
その後は牧場脇を通りながらダボスの丘方面~四阿山に続く登山道を中腹まで登り、第3エイド29km地点を通過して菅平牧場内へ。
根子岳登山道の急登を進み、途中から標高2,128mの小根子岳山頂を通って北肩を回って約6kmの下りが続きます。
第2エイド40.5km地点に戻ってきて登り返し、下ってゴールとなります。
前半のアップダウンで徐々に消耗し、後半は大きなピークを2つ(併せて累積1,000m位)迎える全長43.5km、累積標高2,323mのわりとハードなレイアウトでした。
事前に「長閑な牧草地帯」や「気持ちの良いスカイライン」のイメージばかり先行してしまっていて、走り出して30分も経たないうちに現実とのギャップに唖然としました。
まずはスタート直後は緩やかな下りから。
周りのペースに全然ついて行けません。しばらくすると後からスタートした集団にも置いていかれます。
足が前に出て行かない感じ… 気のせい?
最初の1キロのラップは5分45秒でした。いろいろ詰め込んだザックは約2.5kgなのでこのペースは私にとってはかなり速い。久しぶりにレースに出る方が多いのか、皆さんハイペースで進んで行きます。
ロードが終わり、ゲレンデの登りとなり、ようやく少しずつ前に出て行けるようになりました。
最初のトップ近くで振り返るとたいして登ってないのに意外に雄大な景色を楽しむことができました。
下ってきて第1エイドには1時間6分で到着。序盤なので水やスナック等を少し眺めただけ、トイレも混んでいたので立ち寄らずに通り過ぎました。
そこから緩やかなアップダウンを繰り返して難なく第2エイドに到着しました。
この頃から少しづつ天候が回復してきて暖かくなってきました。
ボトルに入れた爽健美茶に水を追加して満タンにし、チョコやキットカットを少しいただいて再スタートします。トイレを尋ねたら200mほど先のトンネルを過ぎた左側にあるとのことでした。
ここで最初のアクシデントが発生。
トイレに行くにはコース左側を少し登らなければならず、ちょっと焦っていたせいかどこを通るか迷ってしまいました。
結果、やや藪の中を進んでしまい、枯れた背の高い雑草をかき分ける形になりました。
トイレを済ませて手を洗っている時、違和感を感じて左腕を見ると手首の近くに切り傷が多数あり血が滲んでいます。よく見ると指の付け根にも数ヶ所同様の傷があります。
出血も辛いですが、時間がたつとひりひりしてきて痛いのなんの。
後で調べたらアメリカオニアザミの棘にやられた(というより突っ込んで行った)のではないかと思います。
(とりあえず続く)