11月13日に屈指の人気大会で知られる、「神流マウンテンラン&ウォーク」ロングクラス(40km)に参加してきました。
群馬県神流町万場宿をメイン会場とし、岩尾根や原生林を経由して西御荷鉾山(にしみかぼやま)山頂、赤久縄山(あかぐなやま)稜線、白髪山等の西上州の山々を巡って万場宿に戻ってくるコースとなります。
累積標高は2,976mとなっています。
スタートが7時なので、前日の午後に自宅を出発し、関越道経由で群馬県方面へ移動。
神流町とその周辺地域は宿泊施設が少なく、今年は大会側の斡旋もなかったため、埼玉県児玉町のホテルに前泊しました。
今年の6月にオープンしたばかりの ” HOTEL R9 The Yard 本庄 ”。
事前に情報を仕入れていたものの、なかなか面白いホテルです。
タイヤの付いた架台に載ったコンテナがホテルの1室になっており、災害時は移動させたり無償の避難施設として活用できるというもの。
ツインベッドにバスルーム、エアコン、テレビ、冷蔵庫、電子レンジが完備されており、使い勝手は問題ありません。
一応エンジニアなので、荷物を置いてから外回りを確認しました。
電気や水道その他の配管類はそれぞれ個別に地面から出ている配管と接続されています。また、ガスはプロパンのボンベが架台に固定されておりました。
エアコンの室外機は、地面ではなく架台上に設置されていました。
周囲の騒音は気になりませんでしたが、廊下や前室が無く、出入口のドアを開けるとすぐ外なので、すき間やドア全体から冷気が伝わってきてエアコンを止められないのがやや難点かなと感じました。
当日は3時に起床し、レンチンのピラフ(ホテルのサービス)やサンドイッチ、バナナ等の朝食と身支度を済ませて出発。
途中、片側通行箇所が何個所かあったものの、5時30分前には会場脇の河川敷に設けられた駐車スペースに到着。
受付を済ませて参加賞のTシャツを受け取り、トイレに行ったり、最後の準備を整えたりしているうちに開会式が始まりました。
鏑木さんによるブリーフィングとゲストランナーの紹介の後は、コイコイ橋を渡って神流川の対岸に設置されたスタートゲートへ。
スタートしてしばらく神流川の下流に向かって進み、橋を渡って万場宿方面に戻って地元の皆さんの声援を受けてから山に向かって行きます。
この間、約3kmほどです。
4年ぶりの開催とのことなので、地元の方や何度か参加されている選手の皆さんにとって感慨深かったのではないでしょうか。
私は初参加でしたが、たくさんの熱い声援で背中を押してもらえて感動のスタートを迎えることができました。
②につづく