A4かたしな高原エイドのチェックポイントで奥宮さんが迎えてくれます。
チェックポイント通過時、昨年9月に旧中標津空港滑走路(KIRAWAYのルート内)でFunTrailsスタッフの皆さんと一緒にやった(やらされた)飛行機ブーンを旋回しながら計測ラインを超えました。
FunTrails運営のエイドなので恥ずかしさをこらえて頑張ったのですが、奥宮さんとのハイタッチの時はブーンについてコメントもなくスルーされました……
このエイドでは午後の紅茶(ミルクティー)をいただいたのですが、あまりにも美味しかったのでお代わりしました。
バナナ、オレンジ、菓子パン3個を立て続けに放り込んで、トイレに寄ってちょっと荷物を整理して10分ほどでエイドアウトしました。
その後トレイルに入り、下っていくと集落や畑が点在するところに出てきました。この前後からずっと一人旅になっています。沿道にも人影はありません。
しばらく進んでトレイルに入り、400m~500mほどを登って下りてくると川に出てきました。標高の低いところを通ってきたので少し涼しさを感じてうれしくなります。
レースのために整備された仮設の橋を渡りますが、なかなか良くできたつくりになっていて、ちょっとしたスリルも味わえるし景色もすごくイイ。
川を渡った先にも小川が流れていて、ここで携帯カップを使って頭や首筋に水をかけていたところ、すぐそばで私に声をかける方がいらっしゃいます。
見れば、宿のお風呂でご一緒した高崎から来られた方でした。奥様が大会に参加されていて今回は40キロでやめる予定と言っていたあの方です。
応援をいただいたので「何とかここまで来れました。ありがとうございました。」とお礼を言いお別れするとすぐにW2・十二様(ウォーターエイド)が見えてきました。
W2到着時刻は13時34分でスタートから7時間34分、A4からは約1時間40分経過しています。計画よりやや早い進捗です。
ここでは「尾瀬の美味しい水」が提供されており、本当においしい水を何杯もいただき、フラスク2つを一杯にして出発しました。
W2は約39キロ地点になります。ここから少しだけロードを走ってオグナほたかスキー場へ登っていくのですが、この区間のトレイルが一番きつかったと感じました。
他の方のレポートでは、ゲレンデ直登の繰り返しがつらかったという感想が多いようですが、私的にはもうここがダントツにしびれました。
距離は長くなくトレイルも荒れてはいませんが、とにかく斜度があってキツイ。
ブリーフィングで星野さんもこの辺りのトレイルが大変ですと言っていたような気もします。
やっとのことでトレイルを攻略すると最後のゲレンデの登りになります。
コンクリートの道路なのでいままでのゲレンデとはちょっと趣が異なりますね。
前をガシガシと登っていくランナーさんは6月の越後カントリートレイル(暴風雨!!)でもお見かけした方です。
この後の下りで追いついた時に少し挨拶させていただきました。
ゲレンデの登りはもう慣れた感もあり、淡々とこなしていきます。
トップに着いて、やったー下った先はエイドだーと喜んだのものつかの間、小石がゴロゴロしているかなり急で滑りやすいコースに出ました。
下り始めは慎重にジグザグと進みましたが、途中からは草も混じるようになりエイド手前はだいぶ走りやすくなっていました。
さて、うれしいうれしいA5オグナほたかスキー場に到着です。
つづく