週末に冬型が強まり、北日本や北陸の日本海側では猛吹雪になるところもあるようです。
私の住んでいるところは一応都内なので晴れの日が続きますが、また落ち着かない日々を過ごさねばなりません。
というのは、新潟にいた頃の自宅が残っていて、屋根の雪が気がかり&不安で…
今冬は早いうちから寒波が押し寄せてきており、年末に10~20cmくらいだった積雪が年明けの3日間で1mくらいになりました。
ちょっとまずいなと思い始めたのが1月2日の夜遅くなってからで、3日の明け方までTVやスマホを見て情報収集していました。
すると、週末にさらに強烈な寒波がやってくるとの予報が出て腹を決めました。
今までなるべく考えないようにしていたことを実行することに…
物置きと押し入れからスノーブラシ、スコップ、防寒着上下、手袋、長靴、タイヤチェーン等を引っ張り出し、支度を整えて翌4日の6:00にクルマで新潟へ向かいました。
一人じゃ心配だと、奥さんもついてきてくれました。
関越道上下線の立往生が発生したばかりでNEXCO東日本も過敏になっているらしく、道中かなりの数の除雪車が走っていました。
そのため圧雪区間は何箇所かあったものの、まあまあの路面状態だったので通常より30分ほどの遅れで長岡インターを降りました。
さっそくホームセンターへ行き、ママさんダンプ小とアルミの角スコップを調達。
前日電話して確認したところ、ママさんダンプはどんどんレジに持ち込まれているから明日残っているかわからないと言われていたのでラッキーでした。
現地に着いたのが10時40分頃、玄関ポーチから車庫にかけてほぼ雪で埋まっていたためまずは前面道路も含めて除雪開始。
車庫にクルマを入れて脚立を出し、玄関ポーチ、下屋、車庫の軒先の雪庇をスノーブラシとスコップで落とします。
そしてそれらの屋根に上り、スコップで空いたスペースに投げ下ろしていきます。
下から見るとそれほど積もっていないように見えますが80cm~90cmあります。空き家なので雪が溶けず、周りの家よりも明らかに多い。
1階の屋根を下ろしきったのが13時20分頃、いよいよ2階の屋根に取りかかります。
敷地に余裕がないためスコップで慎重に雪庇を落としたり庭や壁際に投げ下ろしたりして格闘すること3時間、ようやく半分くらい進みました。
この頃になると気温がどんどん下がってきて足元が滑るようになって何度か屋根の上で転びました。
ここでママさんダンプとスコップ併用に切り替えてさらに2時間後、やっと2階の屋根を全て下ろしました。1階の屋根にもかなり落としているのでその分もまた下ろさなければなりません。
ちなみに奥さんは下に落とした雪を片付けつつ、クルマや歩行者の通行を監視してくれています。
全て終わったのが19時15分頃。休憩は10分くらいしか取っていないので8時間と少しかかったことになります。
コンビニで温かい飲み物を買ったり着替えたりしていたらどんどん時間が過ぎていき、長岡を出発したのが20時近くになってしまいました。
途中、凍結防止剤散布車の後を30分くらいのろのろとついて行き、その後は路面の状態はまずまずで24時少し前に自宅に到着しました。
20数年ぶりの雪下ろし。足腰を鍛えていたので今回は何とかなったものの、正直言って二度とやりたくない。奥さんも2、3日ぐったりしていました。
その週末の寒波は4日ほど続き、長岡市内の積雪は140cmを超えました。
早めに下ろしておいて良かった。放っておいたら屋根の積雪はたぶん150cmくらいになっていたはずです。潰れずに済んだ。
今週末、また酷いことにならなければ良いなあ。