雨が容赦なく降り続く中、AS6八王子エイドに12:26到着です。
去年より20分ちょっと早いのですが、八石山頂往復1.5キロがカットされたためであり、この区間は私の足では30分近くかかるため10分ほど遅いペースとなっています。
身体もようやく暖まってきたのでお蕎麦をいただくことができました。美味しかったー。
ここを過ぎると残り8キロとなり、数十メートル登ってから下りのトレイルに入り、ロードに出ます。
ロードをしばらく行くと私設エイドがあり、かぶり水のひしゃくを持ったおじいさんと目が合いました。ランナーが来るたびに今か今かと待ちかまえていたのでしょう、手がプルプルと震えています。去年は暑かったため途中で何回も水をかぶり、こちらでも太ももから下に盛大に水をかけてもらいましたが、今年は寒くてムリです、たっぷり濡れているし…
応援だけいただいて通り過ぎました。ごめんなさい。
おぐに森林公園のスタート&ゴールまで残り4キロ、両側に田んぼの広がる砂利道に入ったところで足が上がらなくなってきました。100~150メートル走っては50歩ほど歩くを繰り返して何とか前に進みますが、左足の甲もかなり痛んできました。その間に5、6人に抜かれましたが、余力のある方ばかりでゴール前の高揚感が伝わってきて楽しそうでした。
公園入口の最後の応援ポイントで力をもらったおかげでロードの坂も走り、15キロのランナーさん数人をパスして最後のトレイルに入りました。
ロープを使って20mほど登坂、下りでバナナ&泥スライダー1回こなしつつ53キロランナーさん2人パス。残りこの区間1.5キロはほとんど歩かずにゴールに飛び込みました。やっと帰ってきたー、良かったーとしか頭に浮かびません。
ゴールタイム13:33で記録は7時間33分、最後までしっかりと走り切れなかった悔しさはありますが完走率もあまり高くない中、頑張った方かなと思います。
昨年、一昨年と同様にスタートして30分も経たないうちに地元の皆さんから温かい応援をもらえました。早朝から本当にありがたいものです。途中から暴風雨となりましたが、私設エイドや軒先、クルマの中から窓を全開にしての応援も心に沁みました。
いつもそうですが、あの応援のおかげで普段なら走れそうもない区間も何とか乗り切ることができました。来年は最後まで笑顔で走り切れるよう準備してきます。
ただちょっと心配な点がひとつ。運営が厳しくなっているとか住民の方の高齢化が進んでいるせいでしょうか、エイドのおもてなしは昨年&一昨年と比べて種類も量もちょっと少なくなっているように感じました。(不十分ということではありません)
< 今回の装備 >
日除け帽子(Foxfire)
汗止めバンダナ(YAMAHA 蛍光イエロー)
下着上下(MILLET DRYNAMIC MESH)
RUNシャツ(CPFU ハーフジップ紺)
ランニングパンツ(Patagoniaナイントレイルズ 縞々のやつ)
レインジャケット(TNFストライクトレイルフーディ)
手袋
手首に巻くBUFF的な布(Echigo Country Trail 2017の景品:ASIA TRAILMASTER)
レースナンバーベルト(Nathan)
Nathan フラスク×2+400mlペットボトル(谷川岳の水&アミノバイタルGOLD2000)
長袖シャツ(着替え:コンプレッションタイプ)
ザック(OSPREY DURO6)
シューズ(SALOMON SONIC RA PRO )
トレランポール(SHINANO )
エマージェンシーシート
絆創膏・胃腸薬
マイカップ
ハンドタオル
ホイッスル
アミノバイタルゼリードリンク SUPER SPORTS×2
塩タブレット5+いっぱい(STORE for better holiday エイドで補充)
セブンの豆大福
下着(予備:タンクトップ)レースナンバーベルト(NATHAN)
Tシャツ(予備:コシヒカリRUNで買ったシャツ)
予備マイカップ:牛乳パックを半分に切ったもの
・反省点
レインジャケットを着るタイミングが遅かった
ロードシューズだと登れない坂があった(手を使って登った)
濡れた靴ひもは締め直すときつくなりすぎる(甲が痛くなる原因)
ランニングパンツの下はYONEX STB ハーフパンツの方がよかったかも(保温性あり)
・うまくいった点、良かったこと
腕は良く振れていた
姿勢もまあまあ良かった
CPFUのシャツは濡れてもあまり重くならず肌の擦れもなかった
ポールの収納がうまくいった(未使用だが)
ザックの上部小物入れに入っていたものはほとんど濡れていなかった
谷川岳の水はやはりうまかった
Echigo Country Trail はプロトレイルランナーの松永絋明さんがプロデュースしており、Asia Trail Master シリーズレースの1つでもある国際大会です。
松永さんの、トレイルランニングと第二の故郷である ” 越後 ” の地域に対する想いのいっぱい詰まったEchigo Country Trail、今後も楽しみにしています。
また、近郊の方はぜひ松永さんが主宰しているトレイルランナーズのSNSに参加することをおすすめいたします。※上の画像 ピーコのトレランライフ 参照
注)SNSはトラブルにより現在休止しているようです
次レースは「7/14 The 4100D マウンテントレイル in 野沢温泉 65K」になりますが、今回の教訓を糧にして2度目の完走を目指します。明るいうちにゴールできるといいな。