主催者発表によると35℃の酷暑となった地点もあったようです。
アスファルトの照り返しにあえぎながらトレイル入口まで登り、再び桐沢峠を越えて里に下りるとひたすら農道を進みます。
緩やかな下りとは言え、砕石が撒かれた路面のため足裏への負担が大きく、石も熱を持っていていろんな意味で消耗します。
しばらく行くと、給水スタッフさんからこの先1.4km先に水場があるとの朗報が。
まだかまだかと足を進めて辿り着き、湧き水を飲んだり被ったりしてリフレッシュできました。
農道から集落に出てすぐに小国中学校の生徒さんに迎えられてAS4せせらぎ公園に着きました。
4時間55分ほどで37.4kmに到達、残りはあと26kmとなりました。
ここでは給水とバナナだけいただき、トイレに寄ってしばし休憩。
グショグショの腹巻を脱いだり、ザックの中身を整理したりと身支度して10分ほどで再スタート。
再び農道、アスファルトのロードで金沢集落に出て応援を受けた後、地元の山口育英奨学会の広大な敷地内に整備された遊歩道(立派なトレイル)を通らせてもらってAS5ステーキハウス(49.2km)へ向かいます。
遊歩道以外にはほとんど日陰がなく、しばし朦朧としながら進みます。さすがに緩やかな登りでも歩く時間が多くなってきました。
エイドまでの登り(ロード)では ”こんなに長かったのか" と嫌気が差すほど消耗していました。
AS5ステーキハウスを振り返る
約7時間の格闘でようやく到着。AS5ステーキハウスにステーキのもてなし(補給)はありません。
さらに言えばステーキハウスもこの春で営業を終了したようです。
給水と被り水をいただきすぐに八石山山頂を目指して出発。
山頂までは高低差300mちょっと、距離2.5kmの登山道ですが途中5か所くらいロープのある急登があります。日陰も多くなってきたので身体も軽くなり、比較的スムーズに登頂できました。スタートから7時間48分。
とは言え、スタッフさんに声を掛けられて撮ってもらった写真…
とても余裕はなさそうです。
ちなみにAS5から登頂にかかった時間は45分ほどでした。
折り返して700mほど戻った分岐から八王子集落へ向かいます。
ここからはほぼ下りでトレイルからロードに出て、AS6八王子(54.7km)に8時間26分で到着。
トイレに寄って給水、スナックを補給。
ここで氷が3つくらい入ったビニール袋をいただきました。
新型コロナ禍で制限される中、おもてなしはどこも素晴らしかったのですが、中でもこの氷が一番ありがたかったです。
氷をタオルで包み、氷が首の後ろにくるように巻いたらかなりイイ感じです。
いよいよゴールまで残り8.3kmとなりました。
AS6八王子にて 氷ありがとうございました!!
④まさかのミスコース~ゴールまで に続く