ロード&林道の16キロで約900m登ってきています。残りは700mちょっと、距離は3km弱といったところです。一般的な登山のコースタイムは登り2~3時間、下り1~1.5時間あたりが標準でしょうか。
今回のレース運びとしては、調子がいまいちな場合でもスタートから登山口までの往復3.5時間と登山口から山頂までの往復3時間を合わせた6.5時間を見込んでいました。
昨年の7月に志賀高原マウンテントレイル40Kに参加したのですが、この時は6時間をちょっと切るくらいだったので、今回もうまくいけばそのくらいかなと。
登り始めてすぐ感じたのは、思っていたよりも直線的な急登だったことです。そういえばコース案内に「移動距離900mほどで高低差430m登る」と書いてありました…
(帰りはこれを下るのか…足が残っていないと怖えな)
急登を登り切る前にトップランナーが下ってきました。ナンバー001の三浦選手、その後に002の矢嶋選手が続きます。招待選手の走りを間近で見られる(というか至近距離ですれ違える)のもこの大会の良いところです。
ナンバー003の私はまだ登り始めて30分も経っていませんが。
やがて視界が開け、村界尾根というところに出ました。
ここからしばらくは斜度が緩くなっていて、走ったり歩いたりを繰り返して高度を上げて行きます。
参加しているランナーさんの傾向ですが、ウェアや装備品の感じからウルトラ系ロード志向の方が多いような気がしました。
登山口まで切磋琢磨しながら進んできた周りのランナーさん、トレイルの登りは得意じゃないようで追い越されることもなくほぼ単独で登って行きます。前を行く4、5人ほどパスしたところで何やら両足の大腿四頭筋が痙攣気味になってきました。復路の下りのことが心配になりペースを落とします。
そうこうしているうちに権現の庭という小さな湿地帯を徒歩で越え、さらに一登りし避難小屋を過ぎたら2,447mの山頂に到着しました。山頂はまったく展望のないところで標識があるのみです。
チェックポイントと登頂証はさらに先の反射板のある開けたスペースにあり、スタッフの方から登頂証をいただき、写真まで撮ってもらいました。
ちなみに登山口からちょうど1時間で700mほど登ってきたので全体的なペースとしてはかなり良い感じです。
一息ついたところで下山を開始し、来た道を戻ります。
(つづく)