ランナーですから! と言い続けたい…

不惑はとっくに過ぎ、それでもいろいろ考えながら走ってます

Echigo Country Trail 2019 ②

Echigo Country Trail は長岡市小国町と小千谷市時水地区の集落をつなぐレースで、標高300~400mほどの低山とふもとの集落を行ったり来たりしながら、40キロ過ぎに最も標高の高いハ石山(518m)を目指し、スタート地点のおぐに森林公園に戻ってくるコースとなっています。

トレイル比率は半分以下(と思われる)で累積標高は2,200m、林道やロード(舗装・非舗装)をかなり走らなければならないので、ある意味スピードレースと言えます。

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里(集落)に下りてくると地元住民の皆さんやスタッフさんの温かい声援とエイドが迎えてくれます。53キロコースの公式エイドはAS1~AS6+1の7ヶ所ですが、集落の間にも私設エイドが大小たくさん出ています。ありがたいことですね。

 

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おぐに森林公園から八石山を望む(右上)

 

号砲は6:00、並ぶのが少し遅くなったので後ろ寄りのスタートになりました。だいたい250番目あたりでしょうか。会場へ車で向かっているときは時折強い雨が降っていましたがスタート時は止んでおり、しばらくは奇跡のように雨が落ちてきませんでした。

先月からのごたごたでレースまでまたしばらく走れないと思い、Tokyo girls marathon(伴走)で皇居を走った日の夕方、いつもの公園で10キロ、日曜に12キロのラン&ポールウォーキングをこなしました。月曜になってなぜか右側の腰骨の出っ張ったところが痛くなり、日に日に痛みが増すばかりで走れず困った事態になっていました。

そんな感じで当日を迎えたわけですが、時折忘れるくらいの痛みはあるものの、とりあえず走ることはできたのであまりがんばらないペースで進みます。

 

トレイル雑誌に紹介されたおかげで、開催4年目にして53キロが満員(500名)となり参加人数が昨年の約1.5倍になったそうで、トレイルに取り付いたところでやや渋滞しました。 前日からの雨で滑りやすくなっていることも渋滞の一因だったようです。

実際、どうやってもすべって登れない箇所があり、木の枝や蔓につかまって何とか登り切りました。後続の方に迷惑をかけないで良かった。

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向山分岐を越えて スタートから40分ほどでAS1法末(ほっすえ)集落に着き、スポドリとトマト、きゅうりをいただきました。スタッフと地元の方がたくさん応援に出てくれています。

 

再び向山分岐まで戻って小国峠から城山(384m)を目指しますが、稜線からは眼下に小千谷の市街地、さらには遠くに魚沼の山々が見渡せます。

城山山頂の手前からたくさんの応援をもらいながら登頂し、時水集落に下って行きますが、はるか下のエイドからも大声で声援を送ってくれます。

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AS2時水集落には姥清水(または馬場清水)と呼ばれる美味しい湧水があり、これを利用した流しそうめんでもてなしてもらえます。降水確率100%の予報でしたがここまでずっと雨は上がっています。ちなみにエイド到着は7:31で昨年とほぼ同じペースでした(プラス3分)。

そうめんは竹筒に入れて渡してもらえるんですが、「流しましょうかー?」と声をかけていただき、せっかくなのでおかわりを竹の樋に流してもらい「流しそうめん」を満喫しました。

流しそうめんエイドを出てからは長閑な集落を経て、丸山(373m)~桐沢峠を越え小千谷市のAS3白山運動公園(20キロ地点)を目指します。

(つづく)

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