一旦、 市街地までロードを下り、温泉街ではなく北竜湖スキー場方面へ向かいます。林道に入り小さなアップダウンの後、北竜湖キャンプ場に到着しました。
再スタートしてから30分ちょっとしか経っていませんが、蒸し暑くなってきたため水場で涼を取ったりタオルを洗ったりしてリフレッシュしました。
自販機でのどを潤すランナーさんも数人いてなかなか良いオアシスです。
北竜湖の湖畔を3分の2ほど走ってからトレイルに入り、少しずつ登っていくと石段が現れます。信州の修験場の一つとして栄えた小菅神社の奥社につながる参道に合流する形になります。
途中からとはいえとにかく急で長く続く石段で、奥社に近づくとものすごく滑る大岩や鎖場もあったりしてなかなかの難所です。
登り切ったあとは極上のふかふかトレイルが待っており、しばらくは爽快なトレイルが楽しめるのですが、ちょっと急な下りになるとひざが痛くて左足を頼りにピョンピョン状態 となりまともに走れません。
元気なランナーさんにどんどん追い越されますが、彼&彼女らの半分もスピードがでていません。
第3セクションへのゲート(去年も行くか戻るか迷ったところ)
第1セクションでひざの痛みが出て、第2セクションではやっとのことで戻ってこれたような状態だったため、最後の第3セクション(28キロ)をあきらめてここでリタイアするかどうかを考えなければなりません。
再スタート後にゲレンデ下の民宿街(3キロ先)や灯篭木峠のチェックポイント(6キロ先)、やまびこエイド(14キロ先)等、いくつかのリタイアポイントがあります。
しばらく考えた後、ダメそうなら早めにあきらめて帰ってくることにしてとりあえずスタートすることにしました。
エイドで温かいお汁とおにぎりをもらって腹ごしらえした後、アンダーウェア上下とTシャツを新しいものに着替え、ポールをザックに差したり携帯食を追加したりと、長丁場に備えました。
第2セクション終了からおよそ30分ほどして再々スタートにつきました。
フィニッシュゲートの他にもう一つゲートがあり、そこでチェックを受けて第3セクションに突入です。
(つづく)